優里 「レオ」愛犬の死を通じて初めて気づく、失われた日常の大切さを描いた曲!

「レオ」優里 2022年1月12日リリースのアルバム「壱」に収録

愛犬の死を通じて初めて気づく、失われた日常の大切さを描いた曲

2022年1月にリリースされた優里のファーストアルバム「壱」。「ドライフラワー」や』や、ドラマ「SUPER RICH」の主題歌に起用された「ベテルギウス」など彼のヒット曲が収録されている中で、泣ける楽曲として注目を集めたのが7曲目の「レオ」。

優里さんの楽曲は、男女のすれ違いを歌ったせつないラブソングが多いのですが、この「レオ」は犬の目線で描かれています。

MVで映像付で見るとわかりやすいのですが、少女と子犬の成長の物語。これがペットを飼った経験のある人達が共感し「泣ける」と話題になりました。

1番は、ペットショップの狭いショーケースの中で過ごしていた子犬が引き取られて、「レオ」と名付けられ、始まった幸せな生活。楽しい毎日の物語。

2番は、少女の成長の物語。少しずつ大人になり、恋をして大切が人が出来、恋人との時間を大切にする事によって、逆に減っていく愛犬との時間。優里さんは、この唄の解説動画で「レオ」になりきって歌っているので、2番で残された時間がどんどん無くなって行く事に気づき、せつなくなると語っています。

最後、人間より成長の早い犬は少女が成人する頃には年老いるのも早く、結婚が決まった幸せそうな姿を見ながら、自分の最後を悟ります。そして別れの日が。

ストーリー的には、少女と子犬の成長の物語なのですが、MVの最後で描かれているように、この唄にはもう一つのメッセージがあります。優里さんも、自信のYouTubeで語っているのですが、それは失って初めて気づく、大切な日常。

当たり前だった存在も失った時にすごく後悔する。
そういうのをちゃんと心に刻んでおこうという。
普段の事に感謝して生活していった方がいいよね。

YouTube「優里ちゃんねる」より

そしてMVの監督である酒井麻衣さんも、そんな大切な日常を描いたとTwitterでコメントしています。

大切な日常をペットという視点から描いていますが、この曲に感動した方にぜひご紹介した楽曲があります。「レオ」同様に、子犬と少女の成長と別れを描いた、2004年11月3日リリース、東真紀「ジョンの純な恋物語」。

こちらも当時泣ける楽曲として話題になり、その後、感動したファン達が楽曲にアニメでストーリーをつけるなどして、ペット好きに愛される隠れた名曲として知られています。

また優里さんのレオは2022年1月12日リリースですが、ほぼ同時期2月2日にYouTubeなどを中心に活動する音楽ユニット「寺島兄弟」による愛犬の死と思い出を歌った歌、同名違曲の「レオ」もリリースされています。

このように愛犬の死をテーマにした楽曲というのは、いくつかあって、実はJUJUの「やさしさで溢れるように」も、作詞作曲を手がけた「小倉しんこう」さんが飼っていた愛犬の死をテーマに書いた楽曲だったのですが、多くの人から幅広い共感を得られるようにという事で、人間の喪失感に置き換えて、作り替えれた楽曲です。

JUJU「やさしさで溢れるように」当初は愛犬の死をテーマに書かれた歌詞
「やさしさで溢れるように」JUJU 2009年2月11日リリース 当初は愛犬の死をテーマに書かれた歌詞だったが、みんなが共感出来る喪失...
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