ゴダイゴ「Monkey Magic」これで売れなかったら解散と最後の賭けに!

「Monkey Magic」ゴダイゴ 1978年12月25日リリース

これで売れなかったら解散と最後の賭けに!日本語、英語2タイプリリース!

ゴダイゴは、ミッキー吉野さんを中心にして、タケカワユキヒデさんたちと共に結成したグループ。名前の由来は、後醍醐天皇。後醍醐天皇は、南北朝時代に、奈良の吉野に朝廷を作っており、その吉野と、ミッキー吉野をかけて、ゴダイゴと名付けられました。

ローマ字で書くと本来は、GODAIGOですが、真ん中のダイを死を意味する、DIEに変え、GODIEGO、「行って、死んで、また行く」という、輪廻転生の意味合いも持たせました。

ゴダイゴは、デビューから一環して、英語詞の曲を歌ってきました。タケカワユキヒデさんが、東京外国語大学・英米語学科卒業で、英語が堪能であった事と、プロデューサーであり、作詞家の、奈良橋陽子さんが、英語教育の第一人者であったため、他との差別化で英語を選択しました。

ところが、歌謡曲全盛の時代に、全編英語の歌詞の曲は、売れませんでした。

デビュー曲の『僕のサラダガール』は化粧品のCMソング、2枚目「いろはの”い”」はテレビドラマのオープニングテーマ、その他、映画の主題歌、車のCMソングと、大きなタイアップがついて、曲も沢山オンエアされたのですが、英語の歌詞は、親しみを持たれず、ヒットには繋がりませんでした。

そこで、彼らは、これで売れなかったら解散と、最後の賭けに出ました。日本テレビ「西遊記」のテーマソングの話が舞い込んだのですが、オープニングテーマの「Monkey Magic」を、英語詞。エンディングテーマの「ガンダーラ」を、初の日本語詞と、2つのタイプの歌で行く事にしたのです。

狙い通り、まず、日本語の歌詞の「ガンダーラ」が大ヒット。その勢いに乗り、英語の歌詞の「Monkey Magic」もヒットしました。

この成功で、ゴダイゴといえば、英語というイメージを作った彼らは、この曲以降、導入部分は日本語、サビから後半は英語という自分達のスタイルを確立する事になりました

「Monkey Magic」は、「アチャー!」という叫びで始まりますが、これは、ベースのスティーヴ・フォックスのアドリブだそうです。ライブでは、ドラムのドラムのトミー・スナイダーが、叫んでいます。

【カバー】

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