作詞家・伊達歩はあの直木賞作家のペンネーム!「愚か者」近藤真彦

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「愚か者」近藤真彦
1987年1月1日リリース

TBSのテレビドラマ『3年B組金八先生』の生徒役でデビューした、近藤真彦さん。同じく生徒役だった田原俊彦さん、野村義男さんとともに「たのきんトリオ」として活躍し、ちょっと、やんちゃなアイドルとして、一躍人気となりました。

そんなアイドルから、大人の歌手として生まれ変わったのが、この1987年でした。

この前の年、近藤さんは、最愛の母を交通事故で亡くしてしまいます。最大の理解者だった母の死は、大きな衝撃となり、なかなか、そこから立ち上がる事が出来ずにいました。

そこで、スタッフは、アイドル路線を辞め、大人の歌手としての始まりと位置付け、その第1弾として曲を用意する事に。作詞を依頼したのは、「ギンギラギンにさりげなく」「情熱・熱風・せれなーで」を、手掛けた伊達歩さん。伊達歩と聞いても、ピンと来ない人も多いかも知れません。これは、作詞をする時のペンネームで、作家としての名前は、伊集院静。この頃の、近藤真彦さんの曲は、後に直木賞作家となる、伊集院静さんが担当していたのです。

伊達歩さん事、伊集院静さんへの、オーダーは、大人の近藤真彦にふさわしい曲。そして、要望に応えたのが、この曲でした。

この時、最愛の母の死から立ち直ろうとしていた近藤真彦さん。実は作詞をした伊集院さんも、この2年前に、奥様であった、女優の夏目雅子さんを白血病で亡くし、そこから、立ち上がってきたばかりの時。だから何か通じる物があったのでしょう。

歌詞は、悲しみに暮れ、酒に溺れる物を、時が解決するまで今は見守っているそんな近藤真彦さんへの、メッセージが込められたような内容となっています。

そして成長を認められた近藤真彦さんは、この曲で「日本レコード大賞」の大賞に輝いています。

この曲は俳優の萩原健一さんも、ほぼ同時にリリースして話題になりました。近藤真彦さんが1月1日、萩原さんが1月21日。萩原健一さんバージョンは、「愚か者よ」と、タイトルに「よ」がついています。

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