郷ひろみ「哀愁のカサブランカ」自分にとって1番の曲とザベストテンなどの出演を拒否

「哀愁のカサブランカ」郷ひろみ 1982年7月17日リリース

音楽賞やザベストテンなどの出演を拒否!自分流を貫く事を決めた!

中性的な可愛らしい男性アイドルとして、デビューした郷ひろみさん。10枚目のシングルをリリースするのをきっかけに、少し、大人っぽくイメージチェンジをはかり、そのシングル「よろしく哀愁」は、自身初のチャート1位に輝きます。そして、西城秀樹さん、野口五郎さんと、新御三家と呼ばれ、男性アイドルとしての確固たる地位を築きました。

それでも、郷ひろみさんは、挑戦を止めませんでした。いい意味で、人々を裏切り続ける事を選択したのです。

ドラマ「ムー」で共演した樹木希林さんと、コミカルな「お化けのロック」をデュエットしたり、南佳孝さんの「モンロー・ウォーク」をカバーした「セクシー・ユー」をリリースしたり人々を「おっ」と言わせる、次の一手を打ってきました。

さらに、アイドルからの脱皮を図るために、大胆な行動に打って出ます。

「目先のことに一喜一憂することなく、長期的な視野にたって、自分自身のことについて考えたい。」として、日本レコード大賞など、音楽賞の出演を拒否したのです。アイドル歌手から、大人の魅力を持った本格派歌手への脱皮。その為には、まわりに流されず、自分の方向性を定める事が大事でした。

そこで選んだのは、自身初となるスローバラードのシングル。43枚目にして初の試みでした。洋楽アーティスト、バーティ・ヒギンズの「カサブランカ」のカヴァーでした。こうして、1982年7月にリリースされた「哀愁のカサブランカ」は、「よろしく哀愁」以来、自身2度目の50万枚突破を記録する事になるのです。

「哀愁のカサブランカ」は、当時、人気だったランキング番組『ザ・ベストテン』にランクインしましたが、「自分にとって、自分自身の歌は全部1番」とランキング番組の出演を辞退。流行に流されず、あくまでも自分流を貫き、次のシングルでは、フリオ・イグレシアスの「黒い瞳のナタリー」をカバーするなど、大人の歌手としての道を、突き進みました。

【元歌】

【カバー】

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