杏子「星のかけらを探しに行こう」新品未開封はコレクターの間で高値で取引

「星のかけらを探しに行こう」杏子 1995年2月25日リリース

初期シングルの新品未開封はコレクターの間で高値で取引されてる!

バービーボーイズで、男女ツインボーカルとして、活躍してきた杏子さん、バービー一筋だったので、解散後は何をしていいかわからず、OLに戻ろうかと考えた事も。

でも、一番やりたい事を考えた時にやりたいのは「ライブ」で、そんな時に今の事務所「オーガスタ」の社長から「CDを出せばライブが出来る」と誘われて「やります!」と返事しました。

ソロでは、歌い手のプロとして、歌に専念したいと思っていたのですが、社長さんから「歌詞は自分で書いて」と言われてしまいました。

そこで作詞を始めたのですが何度もダメ出しをされ、ファーストアルバムの時は、とにかくしごかれました

作詞が終わると、すぐに歌入れが始まってそのままトラックダウン。その時には、スタジオのリクライニングチェアで泥のように眠ってしまうほど、全力を出し切りました。

こうして、作詞家としての杏子さんの活動もスタート。杏子さんは、暗めの曲が好きだったのですが、「暗い歌ばっかりじゃダメだ」と言われ、ポジティブな曲を書いてみる事に。

それが「星のかけらを探しに行こう」。心のどこかで「一度別れた恋人同士が再び出会って恋愛するわけがない!」と思いながらも、ポジティブに書き上げてみました。

最初のこのバージョンは、明るいアレンジで作られたのですが、ライブで歌おうとすると、明るすぎて照れて歌えませんでした。

そんな時に「アコースティックでアレンジしてみよう」って言ってくれたのが山崎まさよしさん。アコースティックにすると、歌の切なさが出て照れずに歌えるように。

こうして動き出した、「星のかけらを探しに行こう」は、後に、山崎まさよしさん、スガシカオさんと共に組んだ「福耳」のデビュー曲「星のかけらを探しに行こう Again」に生まれ変わるのですが、この時の杏子さんは、その事はまだ想像出来ていませんでした。

ちなみに最初にシングル化された「星のかけらを探しに行こう」はチャート90位で初回出荷数も少なかった為、音源は、幻となっており、新品の未開封はコレクターの間で高値で取引されています。

【福耳バージョン】

【セルフカバー】

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