「カメレオン」King Gnu 2022年3月16日リリース
プライベートでも交流のある同性代の感性の融合で作ったドラマの世界観
菅田将暉さんと、King Gnuは同世代で仲が良いそうです。菅田さんが1993年生まれ。井口さんも1993年生まれです。
King Gnuのライブを見に行ったのをきっかけに、交流が始まったという菅田さんと井口さん。プライベートで飲んだり『NHK紅白歌合戦』の後も一緒に詣に行ったりし、一緒にカラオケに行って菅田さんが「白日」を歌った事もあるそうです。上手く歌えなかったら、井口さんは「俺は1年かかったよ」と慰めてくれたそうです。
菅田将暉さん主演の、フジテレビ系月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」の主題歌を、同世代のにKing Gnuが担当する事に。主題歌は「カメレオン」。
ドラマのプロデューサーがKing Gnuに、「ポップな明るさではなく、切ないながらも前向きになれる楽曲」と依頼。常田さんは原作やドラマの本編映像を見てイメージし、楽曲制作に取り組みました。
一つの事件にしても一人の人間にしても、それらは実に色々な顔を持っているものです。私たちはある一面だけで判断してわかった気になってしまいがち。その複雑な所を諦めず理解しようと向き合い続けるそこに、愛があるのではと思いこの曲を書き下ろしました。同世代の星、菅田将暉との初タッグということで気合い満々で挑んでおります。
と、制作の意図を語りボーカルの井口さんは、
「家で飲んだり、初詣に行ったりという思い出を思い出しながら歌っていました。1曲まるまる菅田将暉に向けて。“song for 将暉”で」
と、曲に込めた思いを強調。菅田将暉さんは、
「このドラマって被害者の心だけじゃなくて加害者側にもちゃんと寄り添うドラマなので、道を外れた人の痛みに寄り添ってる曲で、すごく感動しましたね」
と、コメントしています。
単なるミステリーの犯人探しではなく、何故、そうなってしまったのか、そこに秘められた物語を探っていくドラマ「ミステリと言う勿れ」。熱すぎず冷たすぎない優しさを感じさせる主人公「整」と同じような体温を感じさせる楽曲となっています。
お芝居と楽曲、同世代の初タッグで、これまでにないその独特な世界観を作り上げています。