「Can’t Stop Fallin’ in Love」globe 1996年10月30日リリース
歌詞のインスピレーションはネットで見かけたスーパーモデルに夢中になった事から!
JR東日本 SKI SKIのCMソング。1995年冬の「DEPARTURES」に続き、2年連続でglobeが担当しました。
シングル「DEPARTURES」が、200万枚突破。ファーストアルバム「globe」が400万枚し、その地位を、不動のものにしていたglobe。
当時は、小室サウンド全盛期。1996年のシングル年間チャートTOP100に、globe、華原朋美、安室奈美恵、「H Jungle with t」、trf 、hitomi 、dosなど、100曲中19曲を送り込むなどして、この年の音楽界に大きな影響力を与えていました。この「Can’t Stop Fallin’ in Love」も、その中の1曲です。
この、小室サウンドを語る上で欠かせないのが、コンピューター。TMネットワークの時代から、コンピュータを使っていて、時代を先取りした音を作り上げてきました。
そして、コンピュータは、音だけでなく、歌詞にも影響を与えました。
この曲がヒットした、1996年といえば、ヤフーが会社を設立したばかりで、まだインターネットというのは、一般には普及していませんでした。でも、そんな中、小室さんは、いち早くネットにアクセスし、世界の流行を、キャッチしてきたのです。
この「Can’t Stop Fallin’ in Love」に登場する歌詞も、ネットサーフィン中に、思いついた歌詞なのだそうです。
ネットを漂ううちに、たどり着いたのが、当時人気を誇っていたスーパーモデルのホームページ。フォトアルバムの写真をクリックしてくと、次々とポーズを変える、スーパーモデル。小室さんは、いろんな表情を見せる、スーパーモデルに夢中になり、次々と、写真をクリック。
そして、握っていたマウスをペンに持ち帰ると、こうノートにメモをしました。「踊る君を見て恋が始まって」。
そのフレーズから、世界観が広まり、一曲を構成する歌詞となりました。人目を忍ぶ恋をしている、ヒロインのせつなさが、多くの女性の共感を呼び、大ヒット。この曲で、NHK紅白歌合戦に初出場しています。
【カバー】