BONNIE PINK「A Perfect Sky」CMソング時点ではサビしかなかった

「A Perfect Sky」BONNIE PINK 2006年6月28日リリース

サビしかなかったCMソングに問い合わせ殺到で急遽全編作ってシングル化!

10歳のころ、兄の影響で洋楽を聞くようになり、小学校6年生の時にプリンスを聞いて、本格的に洋楽にのめり込んだという、BONNIE PINKさん。

はじめは、ただ洋楽を真似して歌うことが楽しかったそうですが、中学生になってからは「何を歌っているのか知りたい」という気持ちになり、英語の歌詞カードを、辞書を引きながら訳すように。その後、付属の日本語訳を見て、答え合わせをすることが趣味にもなりました。

この体験が、のちに彼女の特徴でもある、英語の歌詞につながっていきます。

高校時代は軽音楽同好会に所属し、同級生とバンドを組み、ボーカルを担当。大学在学中に音楽事務所に歌声を見初められ、1995年に自分の作詞・作曲によるアルバム『Blue Jam』でデビュー。

BONNIE PINKという芸名と、流暢な英語から、帰国子女、もしくはハーフというイメージを持たれる事が多いのですが、本人は、京都生まれ、京都育ちの、生粋の日本人。

BONNIE PINKというイメージが、日本人である自分かけ離れていく事に、違和感を感じ、次第に、音楽を楽しめなくなっていきます。

英語の歌詞を書き、発音がいいと言われるけれど、外国で暮らした実体験が無いことが、コンプレックスとなっていったのです。そこで、彼女は、一時休業し、ニューヨークに留学。外国人の人達が、どんな事を考え、どんな時にどんな言葉を発するのか体験。それが理解出来た事で、再び、制作意欲が湧いてきます。英語コンプレックスから解放された事で、生き生きとした日本語と、リズムのいい英語の歌詞が絶妙にマッチし、独特のBONNIE PINKサウンドが生まれ、ファンも急増。

そんな折りに、CMソングの話しが舞い込みます。資生堂の日焼け止め「ANESSA」のCMソング。エビちゃん事、蛯原友里さんが出演したこのCMは話題になり、CMソングにも問い合わせが殺到。

ただし、この時はシングルにするつもりが無かったので、サビの部分しかありませんでした、しかし、あまりにも問い合わせが多いので、急遽、全編をつくりあげ、シングルとして、リリース。すると、自己最高記録を更新する、ヒット曲となったのでした。

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