「ウエディング・ベル」Sugar 1981年11月21日リリース
グループ名は賑やかで「しおらしくない」という意味から対極の砂糖に!
Sugarは、ミキ、クミ、モーリの3人からなる、女性コーラスグループです。
中学校時代に出会った、クミとモーリが、高校に入ってから「かりんとう」というバンドを結成した所から音楽活動がスタートします。
ヤマハの第14回ポピュラーソングコンテストに出場するも、残念ながら入選ならず。この時のグランプリは、世良公則&ツイストの「あんたのバラード」でした。
その後、二人は「かりんとう」としても活動しながら「杉山清隆とオメガトライブ」の前身となった「きゅうてぃぱんちょす」に加入。コーラスとして活動の幅を広げていきます。「かりんとう」でも活動中、ソロで活動していたミキさんが、キーボードで参加した事があるのですが、この時の3人のバランスが良く、3人でユニットを作ろうという話しが生まれます。
3人寄ればうるさいぐらいに、賑やか。そこで、グループ名は、「しおらしくない」という意味から、塩と逆に位置する砂糖を選び、「Sugar」に。こうして、キーボードのミキ、ギターのクミ、ベースのモーリという3人組グループ誕生したのです。
そんなシュガーをプロデュースすることになったのが 作曲家の古田喜昭(ふるたよしあき)さん。アニメ「パーマン」の主題歌「来てよパーマン」はじめとし、多くのアニソンを作っている方で、これまでに、遊び心のある曲を沢山つくってきました。
そこで、彼女らのデビュー曲にも遊び心を入れる事にしました。彼女らのコーラスを生かす為に、美しいメロディーの曲を作ったのですが、それだと普通なので、ギャップを作る為に、歌詞は、元彼の結婚式に呼ばれた女性が、悪態をつくという衝撃の内容に。
でも、可愛い声と、過激な歌詞なギャップが面白いと、口コミで話題になり、リリースから3ヶ月後に大ヒットとなりました。
【カバー】