湘南乃風「睡蓮花」!純恋歌のイメージと思われるのは危険と方向性を変えた

睡蓮花」湘南乃風 2007年6月6日リリース

「湘南乃風=純恋歌」のイメージと思われるのは危険だと作った、盛り上がりソング!

2004年「応援歌」で、メジャーデビューした、湘南乃風。

レゲエグループとして、インディーズ時代から、ライブを中心に活動し、ワンボックスカーで、各地のライブハウスや、フェスなどの会場に乗り込んで、熱いライブで盛りあがるグループとして、その名を轟かせてきました。

ただ、レゲエというのは、J-POPなどに比べてマニアックなジャンルで、聞く人が限られていました。レゲエのフェスに足を運ばないような人達にも、自分達の音楽を届けるには、音楽の幅を広げなければいけないと、考えはじめました。

そこで挑戦したのが、初のラブソング「純恋歌」。これまで、自分達の音楽を聞いてこなかったような人達からも、反応があり、シングルチャートでも、初の2位を獲得。

結婚式などで、BGMとして使われるようになったり、カラオケチャートでは、25周連続1位を獲得するなど、「湘南乃風」という名前を、世に知らしめる事に成功したのです。

ただ、同時にメンバーは不安も感じていました。

「純恋歌」は、初のラブソングで、今までやってきた物と方向性を変えた曲。初めて聞いた人に「湘南乃風=純恋歌」のイメージと思われるのは危険と、次は自分達の本来の姿、ライブで盛りあがる曲を作ろうという事になったのです。

それまで、ライヴで一番盛りあがっていた曲、「晴伝説」。これを越える、盛り上がりソングを作ろうと、高いハードルも設定。こうして完成したのが「睡蓮花」です。

ライブで披露すると、爆発的な盛り上がり。

今では、色んなアーティストのライブでおなじみとなった、タオル回しも、湘南乃風が、初期の段階から大切にして来た、ライブパフォーマンスで、この曲で、一気に花開き、観客が一斉に、タオルを回すようになりました。

こうして、「純恋歌」で初めて湘南乃風を知った人達に、本来の、ライブで盛りあがるグループという姿を見せる事に成功。以降、盛り上がりソングとえいば「睡蓮花」として、多くの人に愛される曲となりました。

かつて、通信カラオケの第一興商が、歌唱消費カロリーの高いカラオケソングランキングを発表したのですが、1位に輝いたのは、1曲歌い終えると約21.3kcalを消費する湘南乃風の「睡蓮花」でした。

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