FUNKEY MONKEY BABYS「それでも信じてる」震災があった事で曲調や詞を変えた

「それでも信じてる」FUNKEY MONKEY BABYS 2011年6月8日リリース

震災があった事で曲調か歌詞を一から作り直した曲

この楽曲はテレビ朝日系ドラマで武井咲さんや松坂桃李主演のドラマ『アスコーマーチ』のテーマソングとして以来されたものでした。

当初は学園物に合わせてファンモンらしい明るく元気な曲調で作り始めていました。ところが、福島からのライブの帰りの新幹線で、3.11の東日本大震災に遭ってしまったのです。新幹線も止まり11時間も車内で待たなければなりませんでした。やっとのおもいで東京に帰って来たのですが、震災があったのに、明るく元気なだけの曲調でいいのかと悩み始めます。

数日後にレコーディングが迫っていて、悩んでメンバーはプロデューサーのYANAGIMMANに相談しました。メンバーの悩みに応えるように、スタジオでピアノを弾いていきます。いろんな曲調を聞きながら、「寄り添う」というキーワードが見えてきました。これまでは「頑張れ」と直接背中を押す曲が多かったのですが、「一緒にいるだけでぬくもりは伝わる」という風なイメージが見えてきたのです。

こうして、新たに曲作りが始まりました。歌詞も一から書き直す事に。震災の時に、押しつけがましくなく、どういうメッセージを届けられるのか?自分達だけでなく、プロの作詞家の力も借りる事にしました。

川村結花さんに、自分達の歌詞を読んでもらい、足りない所を補ってもらう事にしたのです。独りよがりにならずに、多くの人の力を合わせて音楽を届ける事が、この震災の中で、力を合わせて頑張っている人達に通じるのでは。

震災があった事で、作り方も変わったし、曲調もメッセージも変わりました。こうして「寄り添う」というメッセージは、多くの人の心に届く事となったのです。

スポンサーリンク
スポンサー




スポンサー




シェアする

フォローする

スポンサーリンク
スポンサー