福山雅治「桜坂」かつてこの付近に住んでいて赤い橋の上で当時を思い出しながら作った

「桜坂」福山雅治 2000年4月26日リリース

かつてこの付近に住んでいて赤い橋の上で当時を思い出しながら作った

TBS系バラエティー番組「ウンナンのホントコ!」の人気コーナー「未来日記」の第5弾のテーマ曲として作られました。

このコーナーのテーマソングの依頼に福山さんは実は2曲提出していました。このコーナーでは前のシーズンでサザンオールスターズの『TUNAMI』が採用されていたため、2作連続でバラードが続くのを防ぐ為に、明るいデートソング『DRIVE-IN THEATERでくちづけを』提出。そしてもう一つが以前からあたためていた曲「桜坂」でした。

福山さんは実は「DRIVE-IN THEATERでくちづけを」の方を推していたのですが、プロデューサーが選んだのは「桜坂」でした。

「ドラマの様なシチュエーションを体験したら恋をするのか?」を検証するため、男女で日記に書かれた出来事を体験していくという物でした。カップルの恋の行方を見守るテーマソングとして放送され、人気となっていきます。東京都大田区にある、閑静な住宅街を通る桜坂にかかる陸橋が二人の再会の舞台になっていて、現地を訪れる人も増えました。

この曲がヒットした時に桜坂のモデルは、故郷の長崎にある桜坂ではないのかという説も出ましたが、実は、福山さんはこの東京の大田区にある桜坂の近くに住んでいた事があります。フジテレビのドラマ「ひとつ屋根の下」がヒットし、放送後、ギャラの上がった福山さんは住んでいた川崎から多摩川を超えた大田区に引っ越しました。

高台と高台をつなぐ赤い陸橋の「桜橋」からは桜坂を見下ろす事が出来ます。この橋の上で当時を思い出しながら、現在の心境なども加えて詞をつづり、メロディーを付けたものがこの曲です。

発売前から番組でもかかっていた事もあり、発売後、オリコンチャート初登場の1位となり、最終的に230万枚の大ヒットとなったのでした。

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タイトルに「さくら」がついた曲は数多くありますが、そこに込められた思いはそれぞれ違います。それぞれの「さくらソング」には、どんな思いとどん...

【カバー】

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