POPなイメージを変える為、暖めていたバラードを!「Time goes by」Every Little Thing


「Time goes by」Every Little Thing
1998年2月11日リリース

1996年に念願のメジャーデビューを果たしたEvery Little Thing。長い下積み期間を経ての、メジャーデビューでしたが、デビューすると、本人達が戸惑うほど、全てがトントン拍子に進んでいきます。

ファーストシングル「Feel My Heart」から5枚目の「出逢った頃のように」まで、5曲連続でCMソングに起用。4枚目のFor the momentでヒットチャートの1位を獲得しますが、この年だけで4枚のシングルと2枚のアルバムをリリースという超ハイペース。文字通りの売れっ子になると、歌番組、ライブと引っ張りだこになり、あまりの忙しさで、スタッフの指示通り動くしか無くなりました。

五十嵐充さんも、当初は、持田香織というボーカリストを支えるプロデューサーとして活動するハズだったのに、いつの間にか、ユニットの一員に。

本来であれば、じっくり曲作りして、ユニットを支えるつもりでしたが、TV出演依頼や、CMタイアップ依頼、雑誌の取材、さらにはライブのオファー。次から次へと仕事が舞い込み、その合間をぬって、創作活動をしなければならなくなります。

そんな中、五十嵐さんは、一つのタイミングを見計らっていました。どこかでイメージチェンジをしたい。歌い手・持田香織のことを考えたら、バラードの方が魅力を引き出せる。どこかのタイミングでバラードをぶつけたいと思っていたのです。ところが、CMソングなどに起用される事で、求められるのは、ELTのイメージである軽快な曲。どうしても、同じようなタイプの曲が続いてしまいます。

そんな時に舞い込んだのが、フジテレビのドラマ『甘い結婚』主題歌のお話。夫婦のすれ違いや葛藤を描くので、バラードでお願いしたいという依頼でした。そこで、ここがチャンスと、満を持して温めていたバラード曲を放ちました。それが、Time goes byだったのです。ドラマのエンディングの切ないシーンに、持田さんの歌声が響き、人々の心をキュンとさせました。

結果、Time goes byは、初のバラードにして最大ヒット売り上げも初の100万枚を超える、ミリオンセラーに。そして、軽快なポップというイメージだったEvery Little Thingは、バラードのELTという、新たなイメージを手にする事になったのでした。

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