Every Little Thing「Feel My Heart」最初はアーティストの仮歌を歌う係だった!

「Feel My Heart」Every Little Thing 1996年8月7日リリース

デビュー出来ずに最初はアーティストの仮歌を歌う係だった!

小さい頃から、子役として活動していた、持田香織さん。高校入学後にアイドルグループのメンバーとして芸能活動を本格化させるも、ブレイク出来ず、一時は、芸能活動を休業してしまいます。しかし、やはり芸能界への夢は捨てきれず、オーディションを受けたり、自分で歌った歌を、レコード会社に持ち込むようになりました。

そんな時に紹介されたのが、のちにユニットを組む事になる、五十嵐充さん。

五十嵐さんも「エイベックス」へ、何度もデモテープを持ち込んでいましたが、合格の声は貰えずにいました。しかし、何度も通う熱意は認められ、スタジオのアルバイトとして、採用されていました。持田さんのテープを聞いた、五十嵐さんは、その歌声に惚れ込み、このコをプロデュースしたいと思うようになります。そこで、アーティストの仮歌を歌う係に、持田さんを採用したのです。

仮歌というのは、アーティストが、レコーディングする前に、代理の人が歌を歌って、ボーカリストにイメージを伝える為の素材。五十嵐さんは、その素材を録る仕事を、まがされていました。持田さんを採用する事で、多くのプロデューサーや上層部が、彼女の声を聞くことになり、チャンスが開けるかもしれない。そう思ったのです。それと同時に、オリジナルのデモテープも作って、「エイベックス」にプレゼンしました。こちらも、何度も不合格の判定がされますが、諦めずに作り直しました。

五十嵐さんは、持田さんのソロデビューのつもりで、一生懸命、デモテープを作っていたのですが、レコード会社からは、そんな二人の活動ぶりをみて、ユニットでデビューさせる話しに。そこで、呼ばれたのが、学生時代に五十嵐さんとともにバンドを組んでいたギタリストの、伊藤一朗さん。こうして3人が集まり、Every Little Thingというユニットが誕生しました。

それぞれの、諦めない気持ちが、かなった瞬間でした。彗星のように登場し、デビューしたイメージのEvery Little Thingですが、実は、多くの挫折や下積みを乗り越えての、デビューだったのです。

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