広末涼子「MajiでKoiする5秒前」ポケベルの♥の絵文字が若者に人気となると同時にCMも大ヒット

「MajiでKoiする5秒前」広末涼子 1997年4月15日リリース

ポケベルの♥の絵文字が若者に人気となると同時にCMもラブストーリーがシリーズ化

スマホどころか携帯電話も一般に普及していない時代。若者の間に革命を起こしたのはポケベルでした。その顔となったのが広末涼子さんです。

中学1年生の時の文集には「15歳の時-輝くモデルデビュー、18歳の時-芸能界に入り女優になり、23歳でレコード大賞を獲る」と人生設計を描いていた少女は、目標より1年早い14歳の時、1994年に「クレアラシルぴかぴかフェイスコンテスト」で優勝し、イメージキャラクターとしてデビューしていました。

しかし、彼女の名を全国区にし、一躍人気に火をつけたのはドコモのポケベルのCMです。目標の18歳より3年早い15歳の時に、一躍スターとなったのです。このCMの営業は大きく、高校生のあいだではポケベルが大流行となりました。

ポケベルでメッセージを送る場合は、五十音に対応した数字を打ち込み送ります。五十音のア行の二桁は、頭が1で、「あ」が「11」「い」が「12」「う」が「13」「えが「14」「お」が「15」。

カ行になると「か」が「21」きが「22」のように続き、五十音を表示しました。その余っている数字の「88」に絵文字の「♥」が割り当てられると、好きな人にメッセージを送る時に多用されました。

これが後に携帯電話やスマホなどでも使われるようになった絵文字の始まりです。その後、世界にも広まり「emoji」と呼ばれるようになりました。

そんな若者人気もあってドコモのポケベルのCMは、広末涼子主演で、恋愛をからめたショートストーリーのものが多く作られ、若者をキュンキュンとさせました。

当時はアイドル冬の時代、出演CMは6本、写真集は同時に2冊発売し、それぞれ40万部を売り上げるという、若者に絶大な人気を誇る存在が現れました。

そこで歌手デビューの計画も慎重に作戦が練られ、レコード会社のワーナーは女性を中心に幅広く支持される、ワーナー所属の竹内まりやさんに作詞作曲を依頼したのです。河合奈保子さん、中森明菜さんというアイドルに楽曲を提供することはありましたが、プロデュースに参加して欲しいというのは、初めての依頼でした。

そこで、独自にリサーチしたところ「初々しさの中にもしっかりしたものを持っている。同世代ののアイドルとは全く違う感性がある」と、依頼を受ける事に。

当時、女子高生の流行語に「MK5」というのがあり、「マジでキレる5秒前」というムカつく事を表現する言葉でした。竹内さんは、それを「恋する」に変換し、初々しい恋愛ソングを書き上げたのです。

ポケベルの♥の絵文字に一喜一憂する女子高生達の共感を呼び、オリコン2位の大ヒットとなりました。小さい頃に目標としていたレコード大賞ではありませんでしたが、この曲で、広末涼子さんは国民的なスターとなったのです。

【カバー】

スポンサーリンク
スポンサー




スポンサー




シェアする

フォローする

スポンサーリンク
スポンサー