Kiroro「未来へ」母親が死んでしまうかもしれないという勘違いから生まれた曲

「未来へ」Kiroro 1998年6月24日リリース

中学校・高等学校の音楽の授業や合唱コンクールでもよく歌われ、卒業ソングとしても知られる。Kiroroの「未来へ」。玉城千春さんががまだ金城綾乃さんと出会う前、中学3年生の時に作った楽曲です。しかもそれは、ある勘違いがきっかけでした。

玉城さんは、お母さんが布団に伏せ咳き込む姿をみて驚きました。しかも口を押さえていた手には血のような物が。ドラマで見るような光景に、お母さんが死んでしまうかもしれないという事がよぎりました。

当時は反抗期で、母親に素直に自分の気持ちを伝えられませんでした。歌を褒められても、オーディションに落ちたショックで、八つ当たりの日々。それでも母親は歌を褒めてくれました。そんな自分が母親に感謝の気持ちを伝えるには、歌を作るしか無いと思いました。

そして、自分の気持ちを素直に吐き出して作ったのが「未来へ」です。母親がくれた優しさも素直になれなかった事。感謝している事を素直に歌にしました。完成した歌を録音して聴かせると「よくできたわね」とほめてくれました。

結果、お母さんはただの風邪だったのですが、お母さんがいなくなってしまうかもしれない…という勘違いからこの曲が生まれました。

この曲は、インディーズ時代に2枚目のシングルとして発売されましたが、メジャーでも2枚目のシングルとして発売。

卒業式や合唱コンクールでも歌われる他、母親への気持ちを歌った歌という事で、結婚式でも人気の楽曲です。両親への感謝の気持ちを伝える手紙を読むときの、BGMとして選ばれる事が多い曲です。

【カバー】

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