浜田省吾「悲しみは雪のように」実は倒れた母親の元に駆けつけられなかったの事を歌った曲

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「悲しみは雪のように」浜田省吾 1981年11月21日リリース

実は恋愛ではなく母親の事を歌った曲!

この曲は、1992年に、唐沢寿明さん、鈴木保奈美さん主演のドラマ「愛という名のもとに」の主題歌としてヒットしたので、それで覚えているという人も多いと思いますが、あちらは、リメイクバージョンです。

オリジナルは、それより11年前。1981年のリリースです。

ドラマ「愛という名のもとに」の印象が強いので、失恋の歌と思っている人も多いと思うのですが、実は、浜田省吾さんが、お母さんの事を思って歌った歌です。

この曲をリリーする1年前、コンサートツアーで沖縄にいる時に、母親が脳梗塞で倒れ、意識不明の重体になったという一報が入ります。しかし、ツアーは続き、母親の元にかけつける事は出来ません。その時の浜田さんは、深い悲しみと絶望に暮れながらも、何故か、人に対して優しい気持ちになれたと言います。数日後、母親は意識を戻し、一命を取り留めました。その時の気持ちを書いたのが、この歌です。

歌詞の世界観は、浜田省吾さんが好きな詩人吉野弘さんの「雪の日に」をモチーフにしています。

実は、この「悲しみは雪のように」1981年にリリースした時は、全くヒットしませんでした。それから11年後に、ドラマ『愛という名のもとに』の主題歌として、新曲を書いて欲しいという依頼が来たのですが、ドラマの内容を聞いたところ、恋愛だけでなく生と死などのテーマもあった為この曲がいいだろうと、アレンジしてリリースする事になりました。

この曲は、ドラマの主題歌となった事で、通算10週に渡って1位を獲得し、170万枚の大ヒットとなりました。

【カバー】

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