ONE OK ROCK「完全感覚Dreamer」羽生結弦選手が自分を奮い立たせている曲


「完全感覚Dreamer」ONE OK ROCK 2010年2月3日リリース

羽生結弦選手が試合前に自分を奮い立たせている曲

北京オリンピックに出場する、フィギュアスケートの羽生結弦選手。彼が試合前にONE OK ROCKの音楽を聴いて気持を奮い立たせていたということが話題になったいます。

羽生選手がよく聴くというのが「完全感覚Dreamer」

試合前のアップの時間にイヤホンでこの曲を聞きながら熱唱し、自分を奮い立たせている映像が残っています。では、なぜ、この曲が羽生選手を熱くさせるのでしょうか?

2006年、当時11歳の羽生選手に、将来の夢を聞くと「19歳と23歳のオリンピックで金メダルを取ること」と答えていました。その言葉通り、ソチでは日本男子初となる金メダルを獲得。23歳の時には平昌五輪でも金メダルと2連覇。子供の頃の夢を叶えました。

平昌終了後、次の北京の事を聞かれても、言葉は重く、長らく出場への明言を控えてきました。「もう北京はないですね。自分の気持ちがそこに向いていないとすごく感じている」とも答えています。

それを一転出場する事に決めたのは、それまで応援してくれたファンの期待に応える為。そしてもう一つが自分の小さかった頃の夢やをかなえたいというものでした。

子供の頃「オリンピック2連覇」の他に夢と語っていたのが「4回転半アクセルを跳びたい」という物。それを叶える事が大きなモチベーションになり、出場する事を決めました。

これまで誰も成功させた事のない4回転半アクセル。たった一人で気が遠くなるほどの練習を重ね、1日に何回も挑戦し、何回も転ぶ。体への負担は大きく体も痛めてきました。

もう何もかも投げ出して逃げ出したくなる時もあるが、それをアスリートが越えていく姿に、同じ気持ちを持つ一般の方が、何か感じてくれるのかな?と、諦めない気持ちを語っています。

2009年にメンバーのAlex(G)脱退後、しばらく活動を休止していたONE OK ROCK。5ヶ月間の活動休止の後に、ツアーを再開。「ONE OK ROCK 2009 “Overcome Emotion” TOUR」のツアーファイナルで、彼らは新作「完全感覚Dreamer」のリリースを発表しました。

「完全感覚Dreamer」、ONE OK ROCK 2010年2月3日リリース。前作「エトセトラ」から2年以上を経ており、活動休止後初のシングル。「決してこのままでは終わらない、理屈ではない感覚的発想で未来を切り開いていく!」という4人の思いが込められた曲です。

「ONE OK ROCK 2019 – 2020 “Eye of the Storm” JAPAN TOUR」のファイナル。国立代々木競技場第一体育館で行われたライブ、アンコールでこの曲をやる前に、Takaははこう叫びました。

「この曲が生まれたとき、ONE OK ROCKは5人から4人になり『ONE OK ROCK終わったな』って言われてました。でも俺らはあきらめなかった。『見てろよ、お前ら、ふざけんなよ、俺を誰だと思ってる!』これからもONE OK ROCKをあきらめません!

そう叫ぶと、この曲を演奏しました。

諦めない気持ち、それを歌う「完全感覚Dreamer」をイヤホンで聞きながら、羽生結弦選手は、自分を奮い立たせているのかもしれません。

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