「あの頃は〜、ハッ」の「ハッ」はスティービー・ワンダーを意識したもの!「古い日記」和田アキ子


「古い日記」和田アキ子
1974年2月25日リリース

「古い日記」というタイトルを聞いても、ピンと来ない人もいるかもしれませんが、「あの頃は〜、ハッ」で、お馴染みの名曲です。

「和製R&Bの女王」と言われた、和田アキ子さんが、初めて聴いた洋楽はレイ・チャールズでした。

その洋楽を聴くようになったきっかけは、進学した中学校が英語教育に熱心な学校で、まわりにいる生徒は、英語が得意な人達ばかり。そこで、何かで、はったりをかませなければいけないと思い、英語で歌を歌えるようにしようと聞いたのが、きっかけでした。

買ったレコードには、歌詞カードも入っていなかったので、耳で聞いてコピーしようと聞き込んでいるうちに、どんどん、ブラックミュージックが好きになって行きました。そして当時女性では珍しかったR&Bシンガーの道を進んで行くことになったのです。

この、古い日記の「あの頃は〜ハッ」の「ハッ」は、スティービー・ワンダーを意識したものです。

ブラックミュージックのシンガー達は、感情を吐き出すようにシャウトを入れていきます。ジェームス・ブラウンの「ゲロンパ」などが有名ですが、スティービー・ワンダーは、曲の中で「ハッ」と、入れていました。

和田アキ子さんは、このエモーショナルなこの曲をさらに高めようと、スティービー・ワンダーのように「ハッ」という、フレーズを曲の間に入れる事にしたのです。

「あの頃は〜ハッ」は、モノマネで使われる時に作られたもので、実際には「あの頃は〜」の次に「ハッ」とは、歌っていません。レコーディングの時には、十数回入れた「ハッ」ですが、出来上がった曲を聞いたら、かなり数を減らされていたそうです。

曲中の「ハッ」は、全部で6回。
よく曲のタイトルを「あの頃は」と間違えられるそうですが、正しくは「古い日記」。これを機会に覚えてください。

【カバー】

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