渡辺美里「サマータイムブルース」西武球場での夏のコンサートがモチーフ

「サマータイムブルース」渡辺美里 1990年5月12日リリース

西武球場での夏のコンサートが、「渡辺美里」の代名詞となり、それを歌った歌!

渡辺美里さんのファーストアルバム、「eyes」。美里さんは、新人の時から、物作りに対するこだわりがたが強く、アルバムのジャケット写真も、高校の頃よく聴いていたU2のアルバムを見せ「こういう物にしたい」と意思表示して、作られました。

ずっとやりたかったことが現実になろうとしているのだから、手探りではなく、これが自信作と、胸をはって言えるように、妥協しませんでした。

アルバムには、そうそうたる顔ぶれのアーティストが、名を連ねています。

当時同じレコード会社に所属していた小室哲哉さん、木根尚登さん、大江千里さん、岡村靖幸さん。今でこそ、それぞれがベテランーティストですが、当時は、みんな駆け出しで、若手でした。

アルバム作りに参加しながら、わからないことがあると、「どうして?」「なぜ?」と聞きまくり、曲を提供してくれるアーティストにも違和感があると「私のイメージじゃない!」と、言ったといいます。

妥協しない「正直で、まっすぐな思い」は、参加したアーティスト達の、曲づくりにも大きく影響を与えたと言います。

美里さんの作詞に影響を受けたというのは、小室哲哉さん。それまでは作曲がメインでしたが、作詞にも取り組むようになり、TMネットワークの「Love Train」で、開花しました。

逆に、美里さんも、これらのアーティストの影響を受けて、作詞だけでなく、作曲も手がけるようになります。

1986年から始まった西武球場での夏のコンサートが、「渡辺美里」の代名詞となり、そんなライブにふさわしい夏の曲を作る事に。

こうして、作り上げられたのが、美里さん初の作詞作曲シングル。「サマータイムブルース」2005年まで、20年連続、のべ70万人を動員した西武球場でのライブ、その夏のコンサートを盛り上げる一曲が、誕生したのでした。

西武球場でのライブは、4万枚のチケットが、即日完売するなど、夏の人気のライブでしたが2005年、20周年という区切りで、終止符を打つことになりました。

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