m-flo「come again」日本の歌謡曲の方程式を無視してつくった曲ですと公式サイトに

「come again」m-flo 2001年1月17日 リリース

日本の歌謡曲の方程式を無視してつくった曲ですと公式サイトに

結成以来、日本の歌謡曲やJ-POPに無いテイストを、探し続けて来た、m-flo。当時は、まだあまり知られてなかった、ヒップホップのテイストを取り入れ、それを、日本の音楽ファンに広く知ってもらえるように、試行錯誤していました。

海外の物をそのまま取り入れるのではなく、日本人にも、なじみやすいように、アレンジを加えました。

「come again」は、「日本の歌謡曲の方程式を無視してつくった曲です」と公式サイトにも書かれたように、J-POPに多い、規則的なリズムではなく、イギリスのクラブで流行っていた、変則的なリズムの「2ステップ」を取り入れる事にしたのです。

ただ、本場のように、全て電子的な音で作るのではなく、ウッドベースを使って、リズムを作るなど、自分達流の「2ステップ」の形を探りました。

こうして「Taku」が作った、リズムセクションの部分だけを「VERBAL」に渡し、作詞が始まりました。そして、そこからメロディーラインがつけられていったのです。

さらに、日本の歌謡曲の方程式をやぶったのが、美しいメロディーに、そのまま美しい歌詞を乗せなかった事。

英語と日本語が混在する歌詞は、日本人の耳には何を歌っているのか全てを聴き取りにくいのですが、歌詞のストーリーは、自分をかまってくれない男に見切りをつけて、新しい恋を探して、クラブにナンパされに行くという物。

その女性の大胆な行動を、美しいメロディにのせて、美しく感じさせるという、「VERBAL」の遊び心が込められています。

こうして、全てのセオリーを少しずつ崩したこの曲は、これまでにない曲として評価され、m-floを代表する曲になりました。

今聞いても全く古さがありません。唯一、時代を感じさせるのはミュージックビデオで手にしている、古いガラケーの携帯電話だけです。

【カバー】

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