いいライブをするという噂を聞きつけ、大瀧詠一が観に来たのがきっかけでヒット!「SOMEDAY」佐野元春

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「SOMEDAY」佐野元春
1981年6月25日リリース

アンジェリーナでデビューしたものの、なかなかヒットに結びつかなかった佐野元春さん。セカンドシングルのガラスのジェネレーションも、ヒットに結びつかず。

デビュー以来、シングル3枚、アルバム2枚を出し音楽関係者に高い評価を得たものの、ヒットしなければ、音楽好きに認められた事にならないと、ある決意をします。「次に出すアルバムやシングルは、自分の思い通りに作りたい」

そこまでは、新人だったので、自分の中に固まったイメージがあっても、アレンジなどで、少し違った形になってしまう事がありました。SOMEDAYは、ギターやピアノ、ベースライン、出来上がった時の音色まで、自分の中に、コレじゃなきゃダメという完成形があるので、全て、自分の思った通りにやりたいと思いました。

そこで、曲をいじられる前に、自分でスタジオを取り、バンドのメンバーを集め、ここはこう弾いてくれと細かく指示を出し、それを録音して、レコーディングエンジニアの所に持って行きました。「この通りの音と、アレンジにして欲しい」とお願いをしたのです。こうして、完璧主義者の一面を見せてレコーディングされたのが、SOMEDAYです。

「これは絶対売れる。これならベスト10に入る」と本人も納得の作品に。ところが、シングルとしてリリースされるも、チャート84位と、またしてもセールスには恵まれませんでした。

しかし、ひょんな事から、この曲に火がつきます。いいライブをするという噂をききつけて、大瀧詠一さんが観に来たのです。山下達郎さん、伊藤銀次さんとコラボして作ったアルバム『NIAGARA TRIANGLE Vol.1』の第二弾を一緒にやるアーティストを探していた時の事でした。

ライブを観て即座に『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』のパートナーに指名。そして、翌年の1982年3月にリリースされると、佐野元春って何者?と、音楽好きの間で話題に。その2ヶ月後、1982年5月にリリースされたアルバム「SOMEDAY」も、話題となり、チャート4位というヒットとなりました。そして、そこに収録されていたこの曲「SOMEDAY」にも、やっと日の目が当たったのでした。

この曲に日の目が当たったのは、シングルリリースから1年後。今では多くの人に愛されるこの曲。実は、佐野さんのお父さんが、初めて『いい曲だな』と褒めた曲でもあるそうです。

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