岡本真夜「そのままの君でいて」!中国に盗作されて大騒動にしかしそれが引退を阻止

「そのままの君でいて」 岡本真夜 1997年1月16日リリース

中国・上海万博のPRソングに盗作され日中で大騒動に!しかしそれでリリースから13年たってからヒット!

この曲は、発売して10年以上たってから、大騒動に巻き込まれた曲です。

2010年の中国・上海万博のPRソングが、この曲とメロディーが全く同じで、岡本真夜さんの曲を盗作したと、日中で、大騒動となりました。その後、中国側が調査でのうえで盗作を認め、正式に楽曲使用申請が来た為に、真夜さんも受理して、騒動は落ち着きました。

ところで、この「そのままの君でいて」には、ある物語が隠されていました。

この曲は、岡本真夜さんが、親友の事を思って作った曲です。高校時代の親友で、初めて「歌手になりたい」という思いを告白したのも彼女でした。それから、ファン第一号として、彼女はずーっと応援してくれました。

上京してから1年後、久しぶりにふるさとの高知に帰郷すると、空港まで彼女が迎えに来てくれていまいした。その後、近況を報告しあうも、彼女が恋愛で悩んでいた事を知り、歌で励ましたいと、この曲を作ったのです。

自分の事を歌ってくれたと喜んでいた彼女でしたが、3年後、彼女は26才という若さで、この世を去ってしまいました。親友との思い出の曲は、真夜さんにとって、さらに大事な曲となりました。

順調にアーティスト活動をしてきたかに見えた真夜さんですが、実は、15周年を前に、密かに引退を考えていた事も。

メニエール病を患い、目眩と耳鳴りがして、音が聞こえづらいストレスから声も出なくなってしまったのです。自信を無くし、引退を考えていた時、あの騒動が起こりました。

中国の盗作騒動で、連日、岡本真夜さんの「そのままの君でいて」が、TVのワイドショーでかかり、そこから曲の良さが見直され、リリースから13年たってから、シングルチャートのトップ10入り。

亡くなった親友の事を歌った曲が、引退を考えていた時に、突然注目を集め、真夜さんは、「これは親友が応援してくれているに違いない」と思い、引退を考え直しました。そして、歌を歌い続ける事を、心に誓ったのでした。

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