松本英子「Squall」新人アーティストにチャンスをあげたいと福山雅治が作った

「Squall」松本英子 1999年9月8日リリース

新人アーティストにチャンスをあげたいと福山雅治さんが作った曲!

この曲は、1999年に放送された、福山雅治さん主演の「月9」ドラマ「パーフェクトラブ」の劇中歌です。

それまで、福山さんは、自分が出演するドラマの主題歌を歌う事が多かったのですが、この番組では、新たな試みとして、劇中歌をプロデュースするという事に、チャレンジする事になりました。新人のアーティストにチャンスを与えたいと、ドラマの中で流れる曲を、何曲か作り、新人のアーティストに歌わせてみようという事になったのです。松本英子さんも、その候補者の一人でした。

19才のとき、福山雅治さんからこの曲のデモテープをもらいました。その時点ではギターを弾きながら「♪ららら〜」で歌った物で、歌詞が付いてなかったんですが「何て素敵な曲なんだろう」と、その吸い込まれるようなメロディーラインにとてもひかれ、「これは、私が歌いたい。他人には渡せない」、と思ったそうです。

何人かのアーティストが歌ってみたのですが、無事、松本さんが歌う事に。福山さんは松本さんの声質がこの曲に合っていたという理由で選んだそうです。

そして、松本英子さん2枚目のシングルとしてリリースされるのですが、レコーディングはデビュー前に済ませています。

その後、しばらくして、福山さんの前で歌う機会があって、緊張のため、歌詞を追うことだけで精いっぱいになってしまいました。

福山は、「やはり、歌は心なんだよね。緊張するのはわかるけど、テクニックだけでは心は伝わらない」と言われたそうです。福山さんのその言葉は印象的で松本英子さんの中にずっと残っているそうです。

この曲は、シンプルなだけに難しく、「今日はいい『Squall』が歌えた」と思えるのは、年に1回くらいだそうです。

この歌詞の中には「ポラロイド写真」というワードが出てくるのですが、ジャケットの写真はポラロイドで撮った物だそうです。

松本英子さんへの提供曲である「Squall」ですが、1999年11月17日にリリースされた福山雅治さん通算14枚目となるシングル「HEAVEN/Squall」でカバーしており、は2011年に開催された福山雅治さんのライブ『福山☆冬の大感謝祭 其の十一』の、開催前に行われたリクエスト投票で1位を獲得しています。

【カバー】

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