槇原敬之「もう恋なんてしない」本間昭光さんの失恋を励ます為に作られた

「もう恋なんてしない」槇原敬之 1992年5月25日リリース

キーボードを弾いていた本間昭光さんの失恋を励ます為に作られた曲!

大学受験を三浪している時に作った歌「どんなときも」が、160万枚を超える大ヒットに。その後も、サッポロビール「冬物語」のCMソングに起用された「冬がはじまるよ」は70万枚を超えるヒットとなり、誰もが知るアーティストなった槇原敬之さん、でも、彼の家族は、まだ一人前として認めてくれませんでした。

1曲、2曲売れただけでは安心出来ない。いつまで歌の仕事を続けるつもりなんだ?と、会うたびに言われてしまいます。

これだけ家族や友人に心配されて、じゃあ逆に、心配されないためにはどうしたらいいのか?と思った時、思い浮かんだのがラジオでした。遠く離れていても、ラジオをつけた時に自分の歌が流れたら、「ああ、頑張っているのか」と思ってもらえるに違いない。ラジオから流れる曲を沢山作ろうと、アルバム作りを決意しました。

それが、1992年リリースのアルバム『君は僕の宝物』。タイトルの通り、自分の大切な人に向けた曲を収録した作品です。

このアルバムに収録された「遠く遠く」は、故郷で心配してくれる友人や親に向けて作った曲。「遠く遠く離れていても、僕の事がわかるように」という歌詞は、この時の決意を歌にした物です。

そして、このアルバムにも収録されたシングル曲「もう恋なんてしない」。こちらは、当時、サポートでキーボードを弾いていた本間昭光さんに向けてかいた曲。

13年間付き合った彼女と別れ、心にポッカリと穴があいてしまった本間さん、「これを乗り切らないと」と、苦しんでいる姿をそばで見ていて、励ます意味も込めて作ったのが、この曲です。

「もう恋なんてしない」は、失恋経験者の共感を呼び、100万枚を超えるミリオンセラーに。この曲を収録した3rdアルバム「君は僕の宝物」も、槇原さん初の、アルバムでのミリオンセラーとなりました。

ラジオから多くの曲を流したいという思いで作った、槇原さんのアルバム。2004年に、これまでにリリースしたアルバムの総売り上げが

【カバー】

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