ラジオに投稿された心の叫びを歌にした!「ファイト!」中島みゆき

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「ファイト!」中島みゆき
1994年5月14日リリース

こちらは、「空と君のあいだに」の両A面シングルとしてリリースされました。「空と君のあいだに」は、当時12歳だった安達祐実が主演し「同情するなら金をくれ!」の流行を生み出したドラマ「家なき子」の主題歌だった為に、100万枚以上を売り上げ、ミリオンセラーの大ヒット。

こちらのファイトも「住友生命」のCMソングに起用され、テレビから、何度も流れました。

多くのアーティストが、この曲のカバーをしていますが、一番、この曲に衝撃を受けたというのが、吉田拓郎さん。チャリティーコンサートで、カバー曲をやる事になり、中島みゆきさんの「ファイト」を、歌いました。そして、歌ってみて、「こんな歌を自分は歌いたいんだ。でも、今の自分からは、こんな歌詞は出てこない。」と、脱帽しました。以来、何度もコンサートで、この「ファイト」を歌っています。

さて、この「ファイト!」という曲。実は中島みゆきさんのラジオ番組に投稿された、一通の葉書を元に生まれた歌だというのを、皆さんはご存じでしょうか?

今のようにインターネットもツイッターもなかった時代、10代の若者の、心の叫びを受けて止めてくれるのは、ラジオでした。中島みゆきさんのラジオ番組にも、こんな葉書が投稿されました。

わたしは中学をでて、すぐに働いて2年になる、17歳の女の子です。この間、わたしの勤めている店で、 店の人が私の事を「あの子は中卒だから事務はまかせられない。」と言っていたのを聞いてしまいました。くやしくて、くやしくて泣きたかった。 私だって高校行きたかった。ごめんなさい、愚痴を書いてしまって。

中島みゆきさんは、この葉書をくれた女の子に、こう語りました。すべての人に、良さをわかって貰うというのは、無理かもしれないけど、わかってくれる人も、どこかにいるかもしれないとかね、そういう風に思うことだって、素敵なことじゃぁないだろうか。

そして、最後に一言、こう付け加えました。「ファイト!」

ラジオでこの葉書が読まれたのが、1982年。番組に寄せられる、沢山の心を叫び。それを歌にして、エールを送ったのが、この「ファイト!」だったのです。

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