長渕剛「じゃぼん玉」バブル崩壊の危機感をいち早く察知して作った

バブル崩壊の危機感をいち早く察知し作られたドラマと曲!
「じゃぼん玉」長渕剛
1991年10月25日リリース

女性芸人・平野ノラさんなどの持ちネタなどから、バブル時代の流行などが見直されていますが。この曲が登場した、1991年は、そのバブルが崩壊した年です。

この歌は、1991年の10月リリースですが、バブルの崩壊が始まったのは、1991年の頭。株価は、どんどん下がり、ピークの約半値まで落ちていました。

決して落ちることがないと言われた、土地の値段も下落に転じ、土地神話が崩壊しつつありました。

しかし、かつてない好景気に浮かれた人々は、その危機感に気づかず、実感もなく、また浮かれたままでした。バブル崩壊といいつつ、この年に生まれたのが、あの伝説のディスコジュリアナ東京で、人々は、まだバブルの残り香に、身を任せていたのです。

そんな日本の危機感をいち早く察知したのが、長渕剛さんでした。

この年にスタートした、主演ドラマ「しゃぼん玉」は、お金が全てというバブル時代の世の中に、一石を投じる内容でした。

長渕剛さん演じる、西新宿の診療所に勤める、破天荒な医者が、行き場を無くした人々の為に、立ち上がるというお話。

バブル景気で傲慢になった金持ち、強引な手法で土地を奪おうとする地上げ屋、人々に甘いささやきをして、お金を集める証券マン、そして、その裏で、美味しい思いをしている政治家。そんな浮かれた人達の中で、本当に大切な物を見つけ出すという物語でした。

その主題歌が「しゃぼん玉」。「しゃぼん玉」には色んな意味がありますが、もちろん、バブルという意味もあります。

バブルの崩壊に気づかず、まだ浮かれモードの中にあった1991年、その恩恵にあずかれず、バブル景気の理不尽さを感じていた人達の共感を呼び、ドラマはヒットし、この主題歌も100万枚を超える、ミリオンセラーとなったのでした。

1988年「とんぼ」以来の、ミリオンセラー。累計110万枚以上を売り上げ、長渕さん最大のヒットとなっています。

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