安室奈美恵「Body Feels EXIT」小室ファミリーでまだアウェイ感を抱えていた頃

「Body Feels EXIT」 安室奈美恵 1995年10月25日リリース

小室ファミリー入りが決まったが、まだアウェイ感を抱えていた頃の曲!

小室哲哉さんは、プロデュース前から安室奈美恵さんをチェックしていました。「夜はヒッパレ」という、ヒット曲をカラオケでカバーする番組に、安室奈美恵さんが出演していて、小室楽曲を歌う事が多かったからです。

番組でtrfの曲を歌い、踊る、安室奈美恵さんを見て、いとも簡単に歌いこなしてしまうんだ…と、驚いたそうです。そんな時、それまで安室さんをプロデュースしていた、MAX松浦さん経由で、直接プロデュースしてみないかという話が舞い込みます。

小室さんの頭に「18才のtrf」というコンセプトが浮かびました。「Body Feels EXIT」は和製英語で正式な英語ではありませんが、歌詞に「抜け出せない」とあるように、18歳の迷いを表してものでしょう。

「TRY ME ~私を信じて~」、「太陽のSEASON」、「Stop the music」など洋楽のユーロビートカバーでヒットを生み出していましたが、本格的に歌とダンスにスポットをあて、同世代の若い女の子達に、ダンスミュージックを届けようと考えたのです。

振付は、人気振り付け師のKABAちゃんに依頼し、以降、初期のヒット曲は、全て手がける事になりました。

当時の事を振り返って、安室さんは、こんな事を語っています。ヒットメーカーの小室さんの歌を歌える事になって、もちろん嬉しかったのですが、逆にプレッシャーもあったそうです。

というのも、それまで小室さんが手がけて来た、trfやglobe,篠原涼子さんと、全てヒットを飛ばしているので、自分だけ売れなかったらどうしようと、リリース前から責任を感じ、重圧となっていたそうです。

さらに、trfなどが出演する、3万人規模のイベント出演が決まるなど、トントン拍子に話が進んで行くのですが、まだ、小室プロデュースでは、曲も出しておらず、アウェイ感も感じていたそうです。

しかし、リリースされると、一気に火がつき、出荷枚数は100万枚を突破!そこから皆さんもご存じの、快進撃が続いていったのでした。それでは、小室プロデュースの一曲目です。

この曲で一気に火がついた安室奈美恵さんは、この年、小室プロデュース第二弾の「Chase the Chance」で、 紅白歌合戦、初出場を果たしています。

【カバー】

スポンサーリンク
スポンサー




スポンサー




シェアする

フォローする

スポンサーリンク
スポンサー