Superfly「愛をこめて花束を」声量でマイクが歪んでしまい録り直しに!

「愛をこめて花束を」Superfly 2008年2月27日リリース

声量がギター並の爆音でマイクが歪んでしまい録り直しに!

Superflyはヴォーカルの越智志帆さんと、ギターの多保孝一さんによる音楽ユニットとしてデビューしました。

しかし、2007年に多保さんが、作曲家に専念する為に、脱退。Superflyは、越智志帆さんのソロプロジェクトとして、名前が受け継がれる事となったのです。

この「愛をこめて花束を」の原曲は、多保さんが16才の時に作ったもので、上京してから、手直しをして、ライブで歌うようになりました。デビュー前からずっと、最後には必ずこの曲を演奏していて、ファンの間でも人気の高かった曲です。

CDの要望も高かったのですが、大事に暖められ、ドラマ『エジソンの母』の主題歌の依頼が来たことで、4枚目のシングルとして、リリースする事になりました。

録音にあたり、越智さんは自分の言葉で歌いたいと、歌詞の一部変更を提案。歌の世界を体感する為に、恋人に花を贈り、その上で歌詞を書いたのです。

そして、レコーディング。ところがここで、一つの問題が起きてしまいました。

越智さんの歌は素晴らしく、何も問題が無かったのですが、どうしても、歌が歪んで録音されてしまうのです。

調べてみると声量が、ギターアンプを爆音で鳴らした時と同じパワーで、スタジオのボーカルマイクの許容量を超えてしまい、歪んでいる事がわかったのです。

エンジニアは、苦笑いしながら、マイクをさらに高性能な物にチェンジして、無事レコーディングする事が出来たのだそうです。

こうしてリリースされ、オリコンチャートでは最高位13位であったもののiTunes Storeでは、3週連続の1位を獲得し、各配信サービスの合計で、100万ダウンロードを突破!配信からヒットを飛ばすという、新たなスタイルを作り上げました。

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