DA PUMP「ごきげんだぜっ! 〜Nothing But Something〜」ラップを広める為に組んだ

「ごきげんだぜっ! 〜Nothing But Something〜」DA PUMP 1998年4月22日リリース

m.c.A・Tは、ラップをどうやったら広められるか考えDA PUMPと組んだ!

デビュー曲「Feelin’ Good -恋はパラダイス-」をm.c.A・Tにプロデュースして貰った、DA PUMP。新たなヒップホップや、ラップの可能性を探していた、m.c.A・Tは、彼らを通して、さらなる可能性を探し始めました。

ラップは、当時、日本ではまだメジャーな存在ではなく、まだ、アンダーグラウンドなカルチャーでした。その為、それぞれのアーティストは、どうやったら一般に受け入れられるか、試行錯誤を繰り返していました。

そんな中、スチャダラパーは、小沢健二さんと組んで「今夜はブギーバック」で、知名度をあげました。

East Endは、アイドルグループ、東京パフォーマンスドールの市井由理さんを加えて、EASTEND×YURIとして「DA.YO.NE」でブームを巻き起こしました。

m.c.A・Tが組んだのは、DA PUMPでした。

DA PUMPなら、歌とラップに加え、激しいダンスで、他にはマネ出来ない、新たなパフォーマンスを作り出せる。ラップ文化に、新たな女性ファン層を、誘導出来ると考えたのです。

当時は、カラオケ文化全盛期でしたが、ラップだけでは、受け入れてもらなかったので、ラップのパートを減らしたり、メロディーを増やしたりして、より多くの人に届きやすい形にしました。

こうして、J-POPに近い、m.c.A・T流のラップの形が出来て来ました。そのm.c.A・Tのシングルの中から、もっともなじみやすいメロディーを持った、「ごきげんだぜっ! 〜Nothing But Something〜」を、DA PUMPにカバーさせる事にしたのです。

ノリの良いビート、歌いやすいメロディー、そこに組み込まれたラップ。m.c.A・Tの戦略通り、ラップはDA PUMPの人気と共に、一般に浸透していったのでした。

オリエンタルラジオが、レディオフィッシュの活動を始めてから、この曲のカバーをテレビで歌い、再び、この曲に脚光が当たりました。

【元歌】

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