MY LITTLE LOVER「Hello, Again 〜昔からある場所〜」ドラマの1シーンを切り取った

「Hello, Again 〜昔からある場所〜」、MY LITTLE LOVER 1995年8月21日リリース

ドラマ「終わらない夏」の1シーンを切り取って作った歌!

1995年、「Man & Woman」でデビューしたMY LITTLE LOVER。当初は、ボーカルのakkoさんと、ギターの藤井謙二さんの2人組でした。

小林武史さんは、知り合いに紹介されたakkoさんの、透明感のある歌声が気に入りました。なんとかデビューさせたいなと思った時に、思い浮かんだのが、ミスチルの桜井さんを通じて知り合っていた、ギターの藤井謙二さんでした。彼は、THE BARRETT(ザ・バレット)というバンドでデビューするも、3枚のアルバムをリリース後に、解散。その才能を大きく評価し、何か別のチャンスを与えたいと考えていたのです。

そこで、2人を組み合わせたユニットを作り、小林武史プロデュースで、デビューさせる事にしました。

1995年5月に「Man & Woman」でデビュー。同じ年の7月にはセカンドシングルの「白いカイト」をリリース。

どちらも、スマッシュヒットとなったものの、大きなヒットには繋がりませんでした。

そんな時、日本テレビのドラマ「終わらない夏」の主題歌の話しが舞い込みました。そこで、ドラマの1シーン、少年が恋人と別れ、さらに住んでいた場所からも離れて、新たな一歩を踏み出そうとする場面を切り取って、歌が作られる事に。

最初に、ギターの藤井さんが作曲して来たメロディーには、サビのフレーズは存在せず、難しい楽曲でした。そこで、曲を完成させる為に、音楽的な話し合いを何度もした上で、小林武史さんが、わかりやすく、青春のほろ苦さがつたわるような、サビを加えて、一つの楽曲を作り上げました。

結果、念願のチャートで初の1位を獲得し、CDの売り上げは180万枚を突破。3人の関係性を蜜にして、MY LITTLE LOVERというユニットのスタイルを作り上げた一曲となりました。

デビュー4ヶ月目にして、3枚目のシングルというハイペース。この曲で、3人の関係性が固まった事で、この後にリリースされるアルバムから、小林武史さんが正式加入。3人の絶妙なバランスで、ヒット曲を連発していく事になるのです。

【カバー】

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